Mads Barfod
- Yuuto Iuchi
- 9月3日
- 読了時間: 4分
コペンハーゲンを拠点に活動するMads。
Scandinavian Academy of Fashion Designで卒業後、2024年に自身のブランドを立ち上げた。
彼のキャリアの大きな転機となったのは、テレビ番組「Denmarks next clothing designer, season 2」での優勝である。その後、コペンハーゲンのセレクトショップ「Mads Nørgaard」や「Magain Du Nord」で彼のブランドの商品の取り扱いが始まった。
コペンハーゲンのファッションウィークのショーケースで展示するなど着実に歩みを進める
彼の活動や、PETREA、最新のコラボレーションについて話を聞かせてもらった。

ブランドを始めようと思ったきっかけについて
Scandinavian Academy of Fashion Designで卒業後、JWアンダーソンでインターンをする予定でした。
しかし、ビザの問題でインターンを行う予定だったロンドンに行くことができませんでした。
この予期せぬ挫折をきっかけに、自分の中で改めて色々な道を考え、最終的に自身でブランドを立ち上げることを決めました。

幼少期からファッションデザイナーになりたかった?
正直子どもの頃は、特別ファッションには興味があったわけではありませんでした。
ただ、何かをデザインすることには常に憧れを感じていて、一時期はグラフィックデザイナーになりたいと思ったこともありました。
しかし、長時間デスクに座って作業するのは自分には向いていないと気づき、その道は諦めました。
ファッションを学ぼうと思ったきっかけについて
若い頃、どうしてもグッチの服が欲しいと思った時期がありました。ただ、その当時の自分にはとても高価で手が届きませんでした。
そのときに「もし買えないなら、自分で作ればいい」と思い、それがファッションを学ぶ一番最初のきっかけになりました。
洋服を作る上で最も大切にしていることは何ですか?
アイデアが浮かんだら忘れないように、常にメモ帳を持ち歩いています。
また、ブランドのコンセプトとして、仕事にも着ていける、実用的でおしゃれな服を作ることを意識しています。例えば、金曜日にオフィスにオフィスで働いて着、そのままバーに飲みに行けるような服みたいな。

何かインスピレーションの源はありますか
私はよく60年代や70年代の雑誌からインスピレーションを得ています。 そのビジュアルやレイアウト、スタイリングには、今見ても強く惹かれる普遍的な魅力があります。
ただ最近では、2000年代初頭のITカルチャーにも影響を受けていることに気づきました。 その時代のコンピュータバッグやフリースジャケットといったアイテムが、自分のアイデアの一部を形づくり始めています。

ジュエリーブランド「PETREA」とのコラボレーションについて
コペンハーゲンを拠点に活動するジュエリーブランド「PETREA」を主宰する友人のAsta Petreaにコラボレーションを提案したところ、快く引き受けてくれたことから今回のコラボレーションが始まりました。
今回のコレクションでは、彼女のクラフトマンシップを洋服に取り入れ、ファブリックとメタルを融合させています。アスタのシグネチャーデザインを活かしながら、シルバーで表現できるトリムを一緒に検討し、そこから新しいデザインが誕生しました。

ホームウェアブランド「Omhu」とのコラボレーションについて
このコラボレーションは、「Denmarks next clothing designer, season 2」に私が出演しているのをOmhuが見たことがきっかけで実現しました。
彼らは「一緒にやったら面白そうだ」と感じ、また私がブランドに新しい風を吹き込めると考えてくれたのです。
洋服とは少し離れた取り組みですが、引き受けて本当によかったと心から思っています。


今後のビジョンについて
最初の目標は、コペンハーゲンに自分のストアをオープンすることです。
ただ服を販売するだけの場所ではなく、人々が集まれるようなコミュニティスペースにしたいと考えています。
昼はブランドのストアとして、夜にはバーで食事も楽しめるような空間を作れたらいいなと思っています。




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