Yoffdog
- Yuuto Iuchi
- 9月24日
- 読了時間: 5分
イギリスを拠点に活動するグラフィックデザイナー、Yoffdog。
22歳にして、Corteizとコラボレーションするなど着実にキャリアを進めている。
デザインスクールには通わず、完全に独学でスキルを磨き上げた彼のキャリアのスタートや制作活動、そして現在に至るまでの道のりについて話を聞いた。

グラフィックデザイナーとして活動を始める前はどのようなことをしていましたか
12歳の時に初めてphotoshopを使い始めて、すでに10年が経ちます。
最初は仕事としてではなく、YoutubeやTwitterなどのヘッダー画像を自分で作りたくて使い始めたんだ。当時はCall of DutyやFortniteに熱中していてそのためのチャンネルでね。
だから今までは趣味として色々と制作していたよ。
これまで手がけたプロジェクトやコラボレーションの中で、お気に入りはありますか?
僕にとって特別なのは、ミュージシャンのRe6ceと一緒に作った作品です。彼は僕の大切な友人でもあるので、彼と一緒にいつも制作をすると毎回、特別な結果が生まれるんだ。そこには一切プレッシャーがなく、僕自身が「これが一番良い」と思うものを自由に作れる環境がある。2021年からこれまで、たくさんのカバーアートやフライヤー、ロゴなどを一緒に作ってきました。

デザイナーとしてのキャリアのスタートについて
さっきも少し触れたけど、12歳の頃にPhotoshopを独学で学び始めました。その後、Illustratorも使い始めて約5年間が経ちます。知識やスキルはすべて独学かYouTubeのチュートリアルやなど通じて身につけた。
18歳のとき、僕は「自分が一番よく知っている」と思い込んでいた生意気なティーンエイジャーだったから、グラフィックデザインを大学でさらに学ぶという選択をしませんでした。今振り返ると、その判断を強く後悔しているよ。大学で得られるはずだったチャンスや設備へのアクセスは、本当に貴重なものだったはずだから。
ただ、それ以前からすでに自分の作品でお金を稼いでいたから、フルタイムのフリーランスとしてすぐに活動を始めたのが僕にとっては最善の選択だったと思うよ。
これまでに多くの有名ブランドやアーティストとコラボレーションをしていますが、どのようにしてその機会を得たのですか?
僕に訪れるほとんどのチャンスは、自然な形でやってきました。
自分が投稿した作品を見て声をかけてくれたり、口コミだったり。
最大のチャンスだったのは、2023年にCorteizと仕事をする機会を得たことです。それまで僕は何年もCorteizのファンでした。ある日、ブランドと働きたいと思ってオーナーのClintにツイートを送ったんだ。まさかうまくいくとは思っていなかったけど、聞いてみるだけなら損はないからね。数か月後、彼から会って話さないかと連絡があり、無事に一緒に仕事をすることができました。時には、ちょっとしたツイートやメッセージが、適切なタイミングで正しい場所へ導いてくれることもあるんだと実感したよ。

デザインをする際に考えていることについて
デザインの目的によって変わるかな。感覚だけに頼ると論理が曇り、デザインが複雑になりすぎることがあるんだ。これは、ここ数か月で学んだことだけど。
でも、デザインで本当に成功するには、感覚と論理の両方が必要だと思う。感覚がなければ、人はデザインに共感できない。一方で論理がなければ、デザインの意味が理解されない。大事なのは、この二つのバランスを見つけることだと思う。

インスピレーションの源について
僕にとってはすべてがインスピレーションだよ。できるだけ多くの表現や媒体に触れることが好きだし、常にオープンなマインドでいるようにしている。お店の看板や、自然の色合い、散歩中に聞こえる音など周りには常にインスピレーションがあるんだ。
でも、特にインスピレーションを受けるのは映画と音楽かな。中でも音楽は、僕の創造性を最も引き出してくれる。曲ごとにさまざまな感情を呼び起こし、それがデザインに影響を与えることがあり、それがとても特別だと感じている。
日常生活について
昔はそこまでプライベートにこだわっていなかったけど、SNSを使いすぎている自分に気づき、それを改善するためにスマホを使う時間を減らしました。今ではそれが自然と習慣になっているよ。
今はSNSは、自分の作品を共有したり、他人の作品を見るためだけに使っていて、自分の考えや感情を発信する場としては使っていない。
生活自体はシンプルで、デザインをして、友達と出かけて、テレビを見て、散歩に行く。特別に面白いことはしていません。ほとんどの時間はデスクに座って制作に費やしています。

この仕事を始めた当初、大きな野望はありましたか?
また、今後の目標や展望について
最初にPhotoshopをインストールしたのは、YouTubeのバナーを自分で作るためだけでした。もともとは絵を描くことも得意ではありませんでしたし、どちらかというとゲームに夢中になっていました。
だから、自分の仕事がこうして創造的であること自体、今でも驚きだよ。特別な大きな野望はなく、とにかく「創作を楽しむ」ことが自分にとって一番大切。それができているだけで、十分に満足しているよ。
最後に、この業界で働きたい人たちへのメッセージやアドバイスはありますか?
挑戦したいと思ったら、とにかくやってみることです。他の誰かや他の作品と比べるのではなく、自分がやりたいから、楽しんでやること。学ぶ過程を楽しみ、試行錯誤し、チャンスがあればどんどん実験してみてください。




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